ひと を知る。
小さいころからとにかくクルマが好きでした、その中でも一番好きなのがR34型のGT-R。日産で働きたいと思ったきっかけも、もちろんGT-R。「乗りたい!」「整備したい!」という気持ちからでしたね。高校時代から日産に行きたいと思っていましたが、日産に入るには2級自動車整備士の資格が必要。その資格を取得するために専門学校に行きました。
学生時代から自分のクルマを触っていたので、入社してからも基本的なところではつまずかない自信がありました。不安だったのは現場よりもどちらかといえば日産の社内資格を取れるかということでしたね。
いざ日産福岡に入社してみると、資格取得のために他店のTS(テクニカルスタッフ)たちと集まって行う勉強会や、新入社員へのフォローはしっかり行ってもらえたので、そういう点での不安はすぐに解消されました。
5年ほど仕事をしてきて、重たい整備なども含めてほとんどの整備業務に取り組んできました。普段の整備業務で難しいのは、最新電子制御のクルマの整備ですね。コンピューター診断などを駆使しながら進めていくのですが、日産ならではの新しい技術がどんどん出てくるんですよ。遅れないように最新情報をキャッチアップしていくのは大変です。
ですが、その反面やりがいを感じるのもやはり難しい仕事なんです。故障診断の際や原因がわからない時に、苦労して故障の原因を突き止めて修理出来たときは、すごく達成感を感じます。また、整備だけでなく、お客様から「ありがとう」と声をかけてもらったときも、本当にその一言だけで「頑張ってよかった~!」という気持ちになるんですよね。
私が2年目のときに、初めて最初からお客様対応を任されたことがありました。単身赴任で福岡にいらっしゃるお客様で、スカイラインにお乗りでした。私もスカイラインが大好きだということもあって、その時以来懇意にしていただき、車検や鈑金などでおクルマをお持ちいただけるようになりました。それまでクルマと向き合うことにやりがいを感じていたのですが、お客様とのコミュニケーションの大切さや喜びを知ることができた瞬間でした。
今後はお客様とのつながりと整備技術の両方を深めていき、日産福岡のTSの中心で活躍できるようなスタッフになりたいですね。そのためには日産の社内資格をどんどん取っていき、国家資格である1級自動車整備士に挑戦します
先ほどお話ししたことと重なりますが、日産福岡では社内資格だけでなく国家資格を取得するための勉強会も開催されています。整備士の仕事を通じて、ステップアップ・キャリアアップしたい方には日産は本当におすすめの環境ですよ。
工場長 からのメッセージ。
元気があってにこやかなスタッフで、現在は他のTSたちに仕事を振っていくコントローラーとして活躍してくれています。
自分が言いたいことや気になっていることを先回りして伝えてくれる本当に気が利くスタッフなので、現場のリーダーとして今後のさらなる成長が楽しみですね。
日産福岡 博多店 坂本工場長