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日産福岡で働く先輩社員にインタビュー!
青木 捺希 TS / 2021年入社
AOKI Natsuki
日産福岡で働く社員の様子
現場と学校の違い、戸惑い

自動車の整備士になるために専門学校に通っていました。他のディーラーに行く同級生も多かったのですが、私は日産に入社しようと決めていました。
もともと日産のセフィーロ(A31型)に乗っていたんです。前から自動車は好きだったのですが、このクルマは顔がとにかくカッコよくて(笑)
愛車が日産なんだから、働くのも日産でしょうという感じで日産福岡に入りました。今3年目なのですが、まだまだ先輩に相談してばかりで、しょっちゅう助けてもらっています。
学校で習うことと現場で取り組むことって結構違います。もちろん学校でも実技はあるのですが、普段から練習に使っているキレイなクルマなんですよ。でも実際工場に入ってくるお客様のおクルマはそれぞれにクセがあるんです。これまで外したことがないパーツを外すときにとっても固かったりすることもあります。ごく基本的なことから学校とはだいぶ違っているんですよね。

日産福岡で働く社員の様子
女性のTSだけど、だからこそ

私の同期のTS(テクニカルスタッフ)で、女性は私だけでした。日産福岡の職種の中でもTSは男性が多いので、正直肩身が狭い思いをすることもあります。単純に力の差を感じるというか。周りも気を使ってくれるので、振られる仕事が他の男性スタッフと多少違ったりすることもあります。
もちろんまだまだ自分が未熟ということも大いにあるでしょうけど、仕事が限られているのを性別のせいにしたくないので、早く男性スタッフと変わらない知識・技術・パワーを身に着けたいですね。それがTSとしてのスタートラインだと思っています。
そのスタートラインに立ってから、やっと「私はこうしたい」って言えると思うんですよ。気持ちを強く持って、男性には無い視点で仕事に向かっていけるようになると、TSとしての自分の色が少しずつ出せるようになってくるのではないかなと思います。

日産福岡で働く社員の様子
同級生との会話で実感する自身の成長

専門学校時代の同級生たちと整備について意見交換をすることもあります。他メーカーのディーラーに進んだ友人が言うには「日産車は整備が難しい」そうで…。そういったときに「こうやったら簡単だよ!」とアドバイスしたりするんです。普段の業務で特別なことをしているつもりは無いんですが、こういう瞬間に自分に力がついていることを実感するんですよね。
先輩方と同じように仕事をこなせるようになるにはまだまだ時間がかかると思いますが、毎日新しいことを学んで、着実な成長を感じられるのは本当にうれしいです。
古いクルマが好きなので旧車の整備ができるようになりたいです。ただ、実際工場に入ってくるおクルマは断然新しいものが多いので、そういった最新技術を整備できる知識や技能を身に着けて、現場のプロフェッショナルとして活躍できるようになるのが当面の目標です。

工場長 からのメッセージ。

日産福岡 平尾店 岩崎工場長

3年目に入り少しずつ任せられる仕事も増えてきました。他のスタッフと同じ水準のスキルを持てるように頑張ってもらっている最中ですが、ゆくゆくは女性ならではの視点を発揮して仕事に取り組んでほしいと思っています。

日産福岡 平尾店 岩崎工場長

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