日産にしかない、舞台がある。

インタビュー

澤田大海

奥深いタイヤ管理&交換。
スーパーGT第6戦は、不安定な天候が続き、難しい路面コンディションになった。タイヤ管理やタイヤチョイスの重要性が一段と高まるレース展開だった。
タイヤ管理はとてもシビアで、重量や外径の測定、空気圧の調整などコンマ1ミリのズレも許されない。少しでも不正確なら、ドライバーは違和感を感じ、不安定な走行にもつながってしまう。予選ではタイヤを外すたびに路面温度、空気圧、タイヤの表面温度をチェックしつつ、決勝に向けてドライバーの意見を聞きながらセッティングをつめていく。レース本番では、時間がない中、ミスは許されない。タイヤ交換は心技体がそろっていないと、すばやく確実に行えない作業だと実感した。これからはタイヤにもっと注目して、レースを見ようと思った。
徹底した整備があるから、レースカーがパフォーマンスを発揮できるのだ。それは一般のクルマも同じこと。妥協せず正確な整備を目標に、積極的にスキルアップをしていきたい。技術向上の意欲がさらに高まった一週間だった。


小田生真

整備士人生の糧にしたい。
今回参加した「日産メカニックチャレンジ」は、私にとって決して忘れることのできない人生最高の経験になった。幼い頃からクルマが好きで、いつかレースに参加してみたいという夢が叶ったのだ。日常では体験できないことばかりで、非常に刺激的な1週間だった。もちろんそれだけではなく、整備士としてとても有意義な勉強になった。
“小さなネジひとつでも気を抜いてはいけない。” “たった数秒のことにも、万全の準備を怠ってはならない。”と、改めて気づかされた。初心に戻るきっかけになり、いつしか忘れがちになっていた基本に立ち返ることができた。同時にクルマへの向き合い方がより一層深まったと思う。ますますクルマが好きになった。
作業で反省すべきこともあった。スピードが求められる作業の中、1点に集中しすぎてまわりが見えないことがあった。大きなミスにつながる可能性もあったのだ。ひとつのことに集中することも大切だが、全体を把握する力も必要だと感じた。このプロジェクトで経験したこと、教えていただいたことを自分の力に変えて、これからの毎日の業務に励んでいきたい。

Photo Gallery

Copyright © 日産プリンス長崎販売株式会社 All rights Reserved.