これから社会人として仕事をしていく上で、ぜひ考えてみてほしいことがあります。
それは、働くことの意味です。
日々漫然と働くのではなく、何かしら自分の目標をもって仕事に取り組んでみる。
目標は本当に何でも良くて、目標の大小も数も、公私も関係ありません。
ちなみに私は大のビール好きなんですが、仕事の後の至福の一杯のために頑張っている!といっても過言ではありません。
働くことの意味、自分の目標を意識することで、働くモチベーションも変わるし、エンゲージメント(働きがい)も高まります。
エンゲージメントとは「働きがい」の指標です。
社員一人ひとりが働きがいをもって、元気に活き活きと日々の仕事に取り組む。私は、日産福岡をそんなエンゲージメントの高い組織にすることを目指しています。
そのためのもう1つの大切な指標がES「働きやすさ」です。
例えば賃金、ショールームや工場の設備、休日、残業、労働環境全般などです。
これらの改善は重要です。
しかし私はESを改善したその先、さらなるモチベーション向上に繋がる要因。それがエンゲージメントだと考えています。
エンゲージメント「働きがい」を横軸、ES「働きやすさ」を縦軸として、企業を4つに分類した図表があります。
・働きにくく休みもない、働きがいも低い「ブラック企業」
・頑張るほどお給料も上がり、昇格もできるなど働きがいは高いが、残業が多く、全然休めないなど働きやすさは低い「モーレツ企業」
・お給料も良いし休みも多いなど働きやすさは高いが、働きがいは低い「ホワイト企業」
・働きやすく、働きがいも高い「プラチナ企業」
「働きがい」と「働きやすさ」。どちらも高い企業ほど生産性が上がり業績も向上します。
日産福岡は、社員も会社も共に成長できるこの「プラチナ企業」を目指しています。

日産福岡が求める人物像
1:自らエンゲージメント(働きがい)をもつ社員
自分自身の目標をもっている社員はエンゲージメントも高くなります。
例えば、将来店長や工場長を目指すも良し。家族のために頑張るも良し。毎年海外に行くという目標も良し。まさに人それぞれ。みんな違って、みんな良いのです。
「自分は何のために働くのか」「自分の目標は何か」
その点を意識して日々の仕事に取り組むことで働きがいに繋がっていきます。
2:自己成長と会社成長の両立を目指す社員
新車販売も以前は個別に営業訪問する個人制でしたが、現在はお客様にショールームにお越しいただき店舗全体で歓待するチーム制へと変化してきました。
これからは個人の実績を追い続けるだけではなく、自分の役割を認識した上で互いにサポートし合うなど店舗全体のチーム力での販売を目指す。個人プレイとチームプレイは矛盾しません。むしろその両立により自己成長と会社の成長も両立できるのです。
3:一人の人間として社会で通用する人物
「会社の常識は、社会の非常識」と言われるように、
会社人である前に、一人の社会人として社会で生き抜いていく力を持ったモラルの高い社員になってほしいと願っています。
そのためにも様々なニュースを見たり、色々な人と交流したり、趣味の時間を増やすなど、アンテナを高くして、社会で通用する視野の広い大人へと成長していってくれると嬉しいです。
今後、政治、経済、AI等の技術革新など社会全体がさらに大きく変わる激動の時代が訪れるでしょう。自動車業界も例外ではありません。
そんな大きな変革のある業界で働くことに不安もあるかもしれませんが、変化の時こそ自分を成長させる機会にも恵まれると思いますし、色々なことに挑戦できるチャンスでもあります。
私たち日産福岡は福岡県全域をテリトリーにしており、幅広いエリアに新車・中古車のショールームがあります。当社に興味をお持ちの方は、ぜひ一度ショールームに足を運んでみてください。
そこでは、もしかすると将来の先輩になるかもしれない方々が働いていて、彼らは活気あふれる店舗で明るく元気な笑顔でみなさんを迎えてくれることでしょう。
日産福岡販売株式会社 代表取締役社長
佐竹 伸一