日産にしかない、舞台がある。

メカニックは、面白い。

2019年9月、福岡日産が誇る2名のテクニカルスタッフが、日産メカニックチャレンジプロジェクトメンバーに抜擢され、国内最高峰のレース「スーパーGT第6戦オートポリス」に参戦した。

メカニックチャレンジ

メカニックチャレンジプロジェクトは、人材育成を目的に、日産自動車・日産自動車大学校・KONDO Racingが共同で取り組むプロジェクト。全国の日産販売店から選抜されたテクニカルスタッフと、日産自動車大学校の学生が、近藤真彦監督率いるKONDO Racingと共に、国内最高峰レースである「SUPER GT・GT300」の舞台に挑んでいる。
SUPER GT第6戦目となるオートポリスには、福岡日産から藤森翼と、友池聡の2名が参戦。チームの一員として、コンマ1秒を争う戦いに挑んだ。

レース後の想いを語っていただきました。

藤森翼

藤森翼

レースメカニックは全てのメカニックの憧れです。その一員になれたこの一週間は本当に夢のような時間で、すべてのことが想像以上でした。

トップレベルのチームに属するメカニックは、やはりトップレベル。慌てない。ミスしない。トラブルを起こさせない。そのための徹底した事前準備や、何度も何度もチェックを繰り返す姿勢には感服しました。何か作業をした後は必ず掃除を行い、部品等が落ちていないか隈なく確認してトラブルを防ぐ。「整理整頓」「段取り」「チームワーク」という、整備の基礎中の基礎がどんなに大事か、改めて思い知らされました。

決勝レースは天候が不安定で非常に難しい試合でした。そんな中、無事にゴールして戻ってきてくれた車両を迎えたときは「おかえりなさい!」という気持ちでぐっと来ましたね。

今回、レースに参加させていただき、非常に多くのことを学びましたが、やはり実感したのは、レースでも普段の整備でも「車両を安全に走らせる」という1番の目的には変わりはないということ。レースの現場で学んだことは全て今後の業務に生かしていきたいですし、後輩たちにも伝えていきたいと思います。

そしてもし、車やレースに興味がある若い人がいたら、ぜひ日産ディーラーに入社してほしい。日産のディーラーに入れば、メカニックの夢である、レースに参戦できるチャンスが待っています。ぜひ一緒に挑戦しましょう!


友池聡

友池聡

幼い頃からモータースポーツが好きで福岡日産に入社しました。普段から個人でレースに参加しているので、このオートポリスには何度も来ているのですが、やはり「0.1秒でも早く走る」ために作られた車を目の前にすると、迫力が違うなと思いました。

この1週間は慣れないことばかりで、正直1日1日がいっぱいいっぱいでしたが、自分から積極的に学んでいくことの大事さを改めて実感し、入社した頃の気持ちを思い出すことができました。

普段からスーパーGTはテレビで観戦していますが、実際にピットに入ると、刻々と変わる展開の中で「次、どうすれば勝てるか?」をスタッフ全員が真剣に考えている緊張感をひしひしと感じました。

今回、特に印象に残ったのは車のセットアップについて。1ミリ単位で車高を変えたり、0.01キロ単位でタイヤの空気圧を調整したり。0.1秒でも早く走らせるため、チーム全員が努力を惜しまない姿勢に、プロとしての拘りを感じました。自分たちの普段の仕事に置き換えても、目標に向かって努力する姿勢は彼らと同じでありたいと思ったので、これからも決して妥協せず、常にベストを尽くしたいと思います。

ルマンの24時間耐久レースに参加しているメカニックを見て日産に入社した自分が、今回スーパーGTに参加でき、子どもの頃からの夢を叶えることができました。僕のようにレースの世界に少しでも興味がある人は是非このプロジェクトに参加してほしい。勝ちにこだわって少しの妥協もしないメカニックの姿を見てもらいたいと思います。

車を安全に走らせる。

レースでも、日々のメンテナンスでも、メカニックの使命は同じ。

レースで培った経験を糧に、彼らは今日もあなたの車と真剣に向き合っています。

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