


V2Hとは電気自動車のバッテリーに蓄えた電気を家で使う仕組みのこと、
およびその総称です。
電気自動車のバッテリーにためた電気は、V2H機器を介して、昼または夜にためて自宅や事務所で使うことが可能です。このような電気自動車の活用は「Vehicle to Home (※)」と呼ばれています。V2Hにためた電気は、電気自動車の充電にも利用できます。
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電気代の安い夜間に電気自動車に充電し、昼間に電気自動車から使うことで電気代を節約。電気のピークシフトにも貢献します。
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太陽光発電でつくった電気を電気自動車にため、夜に電気自動車から家に給電。エネルギーの自給自足を可能にします。
※ Vehicle to Home(ヴィークルトゥホーム)とは電気自動車等の電力を自宅や事務所用の電力供給源として利用することを指します。
一般的な家庭の定置型蓄電池に比べてより大容量で、ためた電気を電気自動車の走行に使うだけでなく、室内利用の電気として使うこともできるため、エネルギーをより効率的に使うことができます。

自宅の太陽光発電で得た電力を、自宅で消費したり電気自動車との充放電を実施したりすることで、CO2排出量が格段に削減されています。
~電力由来のCO2排出量の比較~






- 【太陽光発電の条件】
- 太陽光発電による充電ができる場合、自家消費電力を優先して使用。そのため、通常の電気代が削減可能。
夜間や天候不順時には、太陽光発電が十分でない場合、通常の電力網からの電力供給が必要になります。このため、一部は電力会社からの購入電力として計算。
- 【シミュレーションの前提】
- 月間走行距離:500 km
電費(電気自動車):6 km/kWh
燃費(ガソリン車):22 km/L
電気代:31 円/kWh
ガソリン価格:174 円/L
太陽光発電の自家消費率:70%(余剰の30%は電力会社から購入)※日産アリアB9 e-4ORCEカタログスペック「一充電走行距離560km」÷「バッテリー容量の91kWh」=目標電費6.15km/kWhのため、実際の走行を考慮し6km/kWhで計算
- 【シミュレーションロジック】
- 以下の手順で、太陽光発電を活用した場合、通常の電気自動車の場合、ガソリン車の場合のランニングコストを算出します。
- 【計算】
- 1. 電気自動車(太陽光発電を活用)
月間消費電力:500 km ÷ 6 km/kWh = 83.33 kWh
太陽光発電で賄える電力量(70%):83.33 kWh × 0.7 = 58.33 kWh
購入電力量(30%):83.33 kWh × 0.3 = 25.00 kWh
月間購入電力コスト:25.00 kWh × 31 円/kWh = 775 円
年間電気代:775 円 × 12 = 9,300 円 - 2. 通常の電気自動車(電力会社からの購入)
月間消費電力:83.33 kWh
月間電気代:83.33 kWh × 31 円/kWh = 2,583 円
年間電気代:2,583 円 × 12 = 30,996 円 - 3. ガソリン車
月間消費燃料:500 km ÷ 22 km/L = 22.73 L
月間ガソリン代:22.73 L × 174 円/L = 3,954 円
年間ガソリン代:3,954 円 × 12 = 47,448 円



40kWh/62kWhのバッテリーを備えた日産リーフ(ZE1型)は、
一般家庭の約2〜4日分※1の電力をまかなうことができます。

災害によって、電力/ガス/水道/燃料などのライフラインが寸断された際、電気自動車は移動手段としてだけでなく、ご自宅・事務所や避難所への電源供給にも使うことができます。




予想を超える大きな災害の影響で電力復旧までに長い時間がかかる場合でも、走る蓄電池として電気を運び、不便な暮らしの解消に役立ちます。
たとえば、家の電気が停電や太陽光パネルの破損などで長期間使えなくても、電力が復旧した地域まで走行して充電し、家にその電気を供給できます。

電気自動車で卒FIT対策しよう!
FIT満了後の対応は2つ

②自家消費をする場合は、蓄電池を購入し、発電した電気をためて、自宅で利用することが可能です。太陽光発電で電気をためて、購入単価が高い時間帯に使えば、電気代の節約にもなります。太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで電気の一部自給自足も可能になるので、通常時の利用だけでなく災害時の備えにもなります。

電気自動車も蓄電池利用で
自家消費ができる
自家消費をする場合、定置型の蓄電池を購入・設置、エコキュートを導入する以外に、電気自動車に電気をためるという選択肢もあります。発電した電気を電気自動車にためて走らせれば今まで支払っていたガソリン代が必要なくなり、夜間の割安の料金の時や発電の余剰電力を電気自動車に充電利用するという、通常の蓄電池と同じように使用することも可能です。自家消費は導入コストが高いですが、電気自動車や車の電気を家に給電するV2H機器には補助金が出るケースもあります。
(※詳しくは各自治体の WEBサイトなどでご確認ください。)

卒FIT対策を電気自動車で行う
メリット
電気自動車は、一般的な定置型蓄電池に対し大容量(40kWh〜62kWh)で多くの電気を貯めることができます。また、災害時などでガソリンの配給が途絶えても、充電して、電気を運ぶことができます。

卒FITとは?
電力の固定価格買取制度(FIT)が
満了すること
2009年11月に開始した固定価格買取制度(FIT)の適用を受けた方については、2019年11月以降、10年間の買取期間を順次満了していくことになります。FIT終了後は、買取価格が大幅に下がることから、「2019年問題」「卒FIT」と言われています。

卒FIT対策はなぜ必要?
FIT終了で買取価格が
大幅に下がってしまうから
前項の通り、FITの売電期間が終了後、特に何も対策を行わない場合、買取価格が大幅に下がってしまいます。また、契約によっては、継続で買取がされず、余剰電力はそのまま大手電力会社が無料で引き取ることとなる可能性もあるため、終了までにきちんと検討・対策を行うことが必要となります。




補助金には申請期限があります。申請額が予算額に達した場合は受付終了となりますのでご注意ください。
国の補助金
令和5年度補正予算「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」 以下「令和5年度補正予算補助金」
令和5年度補正予算補助金は2024年4月1日~の新車登録の車両が対象となります。
補助金について詳しくは次世代自動車振興センターのWEBサイトをご確認ください。


- 充電できる場所はたくさんあるの?
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外の充電器約32,000口※1と自宅で充電ができます。
ガソリンスタンドが全国で3万弱※2あるのに対し、充電口は全国には約32,000口設置されており外出先の充電に利用することができます。さらに自宅に充電設備を設置すれば、自分専用の充電器として自宅にいる間に充電可能。常に充電がフルの状態でお出かけできて快適に電気自動車を利用できます。
※1 2024年2月末時点 ゼンリン調べ
※2 資源エネルギー庁の集計結果より参照
- 充電費用ってどのくらいなの?
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自宅充電をメインにすれば、ガソリン車より費用を抑えることも可能です。
電気自動車の充電費用とは、外と自宅の充電費用の合算です。例えば、外食を抑えて自炊を増やした方が食費が浮くように。
電気自動車とガソリン車の走行距離が同じ場合自宅での充電の比率が高いほど、電気自動車の方が全体の費用を抑えることができます。
- 充電のための準備って大変なの?
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自宅充電と外充電。それぞれに準備が必要です。
自宅用の充電設備は、戸建はもちろん、最近ではマンション・アパートなどの集合住宅でも設置が可能です。
戸建は日産のお店、集合住宅は専門の業者が設置をサポートします。
外充電は、全国の様々な充電スポットで利用できる充電カードを日産でご用意しています。
- メンテナンス費用はどうなるの?
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ガソリン車よりもメンテナンス費用を抑えられる場合が多いです。
電気自動車はエンジンを搭載していないためエンジンオイルやベルト交換などが無く交換部品が少ないのも特徴です。
- マンションでも自宅充電できるの?
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お住まいのマンションに充電設備があるか確認が必要です。
最近はマンションにも充電設備が増えてきているので、お住まいのマンションに充電設備がすでに設置されているか確認をお願いしています。
もし充電設備が設置されていなくても街中の充電スポットをうまく利用して電気自動車を普段の生活に取り入れることも可能です。
そんな方には日産の「ZESP3」という全国の充電スポットをご利用いただける充電サービスがおすすめです。
ZESP3には使い方に合わせていくつかの料金プランがあります。
詳しくは以下の「ZESP3」サイトをご覧いただくか、お近くの日産販売会社のカーライフアドバイザーにお問い合わせください。
- ※ 画像はCGによるイメージ画像です。実際の色とは異なって見えることがあります。
- ※ 掲載されている写真の一部は合成写真となります。
- ※ 本サイトに掲載されている画像の車両と販売されている車両では、一部仕様が異なります。
- ※ 仕様ならびに装備は予告なく変更することがございます。
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●一般家庭での一日あたりの使用電力量を約12kWh/日とした試算値。V2H等の変換効率は含みません。●一般家庭での一日あたりの使用電力量=約12kWhは平成31年3月環境省「平成29年度 家庭部門のCO2排出実態統計調査」地方別世帯あたり年間電気消費量から算出。(世帯あたり年間消費量全国平均4,322kWh÷365=11.8kWh)●実際の電力使用量は、使用環境、住環境、季節等の条件により増減します。●日産リーフから住宅へ電気を供給するには別売りの「V2H機器」が必要です。詳しくは日産のお店のカーライフアドバイザーにおたずねください。